鶴見俊輔集(筑摩書房刊)リスト 簡易版
鶴見俊輔集(筑摩書房刊)・リストから「初出データ」を除いた"リストと目次"のみの簡易版です。
一 覧
巻数, | 標 題, | 刊行年月 |
---|---|---|
第01巻, | アメリカ哲学, | 1991年12月 |
第02巻, | 先行者たち, | 1991年10月 |
第03巻, | 記号論集, | 1992年02月 |
第04巻, | 転向研究, | 1991年11月 |
第05巻, | 現代日本思想史, | 1991年05月 |
第06巻, | 限界芸術論, | 1991年06月 |
第07巻, | 漫画の読者として, | 1991年07月 |
第08巻, | 私の地平線の上に, | 1991年04月 |
第09巻, | 方法としてのアナキズム, | 1991年08月 |
第10巻, | 日常生活の思想, | 1992年02月 |
第11巻, | 外からのまなざし, | 1991年09月 |
第12巻, | 読書回想, | 1992年03月 |
続第01巻, | 新しい開国, | 2000年11月 |
続第02巻, | 御一新の嵐, | 2001年01月 |
続第03巻, | 高野長英・夢野久作, | 2001年02月 |
続第04巻, | 柳宗悦・竹内好, | 2001年03月 |
続第05巻, | アメノウズメ伝, | 2001年06月 |
収録作品明細
各巻の目次より作成しました。
第01巻, アメリカ哲学
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:アメリカ哲学, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-12-05, |
ISBN:978-4-480-74701-3, | 大きさ:19cm 480p, |
備考: |
目次
- アメリカ哲学
- 第一篇 プラグマティズム各論
- 第一章 プラグマティズムの起源
- 第二章 パースの人と思想
- 第三章 パースの意味
- 第四章 ジェイムズの人と思想
- 第五章 哲人法官ホウムズ
- 第六章 G・H・ミード
- 第七章 オットーの人と思想
- 第八章 プラグマティズム年代記
- 第二篇 プラグマティズム総論
- 第九章 プラグマティズムの構造
- 第十章 プラグマティズムの位置
- 第十一章 プラグマティズムの可能性
- 第三篇 プラグマティズムの周辺
- 第十二章 サンタヤナ —— 唯美主義 ——
- 第十三章 ハックスリー —— 非人間主義 ——
- 第十四章 佐々木邦 —— 小市民の日常生活 ——
- 第十五章 プラグマティズムと日本
- 追補 プラグマティズムとの出会い
- 第一篇 プラグマティズム各論
- *
- フランクリンの人と思想
- プラグマティズムの発達概説
- 折衷主義の哲学としてのプラグマティズムの方法
- *
- 北米体験再考
- 序章 ケムブリッジ ——東ボストン
- 第一章 マシースン
- 第二章 スナイダー
- 第三章 フェザーストーンとクリーヴァー
- 終章 岩国
- あとがき
- *
- 革命について
- 著者自身による解説
- 解題
第02巻, 先行者たち
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:先行者たち, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-10-15, |
ISBN:978-4-480-74702-0, | 大きさ:19cm 451p, |
備考: |
目次
- デューイ
- まえがき
- I デューイの思想
- 1 デューイの哲学の核心
- 2 哲学者としてのフランクリン
- 3 アメリカ哲学の特色
- 4プラグマティズム誕生の背景
- II デューイの生涯
- 1 早熟にして晩成
- 2 大学を転々
- 3 社会活動の組織者としての哲学者
- 4 第一次世界大戦とデューイ
- 5 日本へ
- 6 中国へ
- 7 トロッキー裁判
- 8 統一科学への参加と反発
- 9 晩年
- III デューイの著作
- 1 生前未刊行の著作
- 2 倫理学
- 3 教育思想
- 4 美学
- 5 論理学
- 6 価値評価の理論
- 7 用語論
- 8 形而上学
- 9 政治哲学
- 10 宗教哲学
- IV デューイ以後
- 1 哲学史の中で
- 2 普通人デューイ
- 3 デューイと日本
- V 資料
- デューイの略年表
- デューイの邦訳書
- 著作・論文・講演
- 二人の哲学者 ——デューイの場合と菅季治の場合——
- 1 はじめに
- 2 デューイのコミュニケーション論
- 3 コミュニケーションとディスコミュニケーションの二重性
- 4 コミュニケーションの神話
- *
- ハヴェロック・エリス ——生の舞踏——
- ハクスリー ——ハクスリーの日本文化——
- オルテガ ——西欧近代、そののこした遺産——
- イシャウッド ——小さな政治に光をあてたひと——
- バーリン ——バーリンとひげ——
- *
- 柳田国男 —— 母の糸車 ——
- 柳宗悦 ——高度成長期への一つのヒント——
- 中野重治 ——自分の中の古い自分——
- 花田清輝 ——自分の腕の動きに向けるまなざし
- 竹内好 ——うたがいをうたがう——
- 著者自身による解説
- 解題
第03巻, 記号論集
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:記号論集, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1992-01-15, |
ISBN:978-4-480-74703-7, | 大きさ:19cm 492p, |
備考: |
目次
- 字引について
- 日本の思想用語
- 序説
- 方法
- 世界観
- 社会観・人生観
- 哲学の言語
- 一 序論
- 二 哲学言語の発展
- 三 日本の哲学言語
- 四 哲学言語の未来
- 後記
- *
- 日本語と国際語
- マルクス主義のコミュニケーション論
- 一 まえがき
- 二 唯物史観の原型
- 三 その後のマルクス主義
- 四 コミュニケーション論と弁証法論理学
- コミュニケーション史上のアメリカ
- 一 あたらしい通信手段
- 二 伝統の再編成
- 三 アメリカ型のコミュニケーション
- コミュニケーション史へのおぼえがき
- *
- 第七の宗教 ——モリス『人生の道』について——
- コミュニケーションの理想型としての宗教
- *
- 日本語と日本文化
- 一 日本語と外国語
- 二 日本語の中の外国語
- 三 日常語と日本語・外国語
- 日常の論理
- 一 まえがき
- 二 資料のつくり方
- 三 整理の仕方
- 四 ある考え方の例
- 日本思想の特色と天皇制
- *
- M・コンフォース『哲学の擁護』について
- モリスの記号論大系
- 言語の本質
- 一 教師の言語観
- 二 つたえることとかんがえること
- 三 コミュニケーションの歴史——動物から人間へ——
- 四 コミュニケーションの歴史——言語の出現からマス・コミュニケーションの出現まで——
- 五 文体の基準
- 記号の会について
- *
- 言葉のお守り的使用法について
- 一 言葉のつかいかた
- 二 日本の現代史から
- 三 日本の条件
- 四 対策
- 付記
- 戦後小説の形
- ベイシック英語の背景
- *
- 哲学の反省
- 歴史
- 社会的背景
- 三条の道
- 要約
- 危機と建設の時代における哲学の意義
- 用語について
- 著者自身による解説
- 解題
第04巻, 転向研究
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:転向研究, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-11-15, |
ISBN:978-4-480-74704-4, | 大きさ:19cm 499p, |
備考: |
目次
- 転向研究
- 転向の共同研究について
- 一 なぜ転向の共同研究をするのか
- 二 転向をとりあつかう方法
- 三 その他の仕事とのつながり
- 後記新人会員—— 林房雄・大宅壮一 ——
- 一 新人会的人間像
- 二 非典型的な新人会員
- 虚無主義の形成—— 埴谷雄高 ——
- 一 転向によって見えてきたもの
- 二 日本共産党批判の視点
- 三 埴谷雄高の哲学
- 四 虚無主義の系譜
- 翼賛運動の設計者——近衛文麿——
- 一 翼賛運動と転向
- 二 近衛文麿の転向
- 三 近衛の周辺
- 四 残された問題
- 翼賛運動の学問論——杉靖三郎・清水幾太郎・大熊信行——
- 一 行動としての科学
- 二 社会行動としての科学
- 三 国家行動としての科学
- 四 翼賛運動と科学
- 軍人の転向——今村均・吉田満——
- 一 軍人とは何か?
- 二 軍人の転向
- 三 軍人の転向と戦後日本の思想
- 転向論の展望——吉本隆明・花田清輝——
- 一 戦後転向と戦後転向論
- 二 戦後転向論と戦前転向論
- 転向の共同研究について
- *
- 太宰治とその時代
- 坂口安吾・清水幾太郎・伊藤整
- 共同研究の方法
- 転向研究の方法
- *
- すれちがい——哲学入門以前——
- 死んだ象徴
- 素材と方法——『思想の科学』の歴史の一断面
- 著者自身による解説
- 解題
第05巻, 現代日本思想史
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:現代日本思想史, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-05-15, |
ISBN:978-4-480-74705-1, | 大きさ:19cm 502p, |
備考: |
目次
- 戦時期日本の精神史—— 一九三一〜一九四五年 ——
- 一九三一年から四五年にかけての日本への接近
- 転向について
- 鎖国
- 国体について
- 大アジア
- 非転向の形
- 日本の中の朝鮮
- 非スターリン化をめさして
- 玉砕の思想
- 戦時下の日常生活
- 原爆の犠牲者として
- 戦争の終り
- ふりかえって
- あとがき
- *
- 戦後日本の大衆文化史—— 一九四五〜一九八〇年 ——
- 占領——押しつけられたものとしての米国風生活様式
- 占領と正義の感覚について
- 戦後日本の漫画
- 寄席の芸術
- 共通文化を育てる物語
- 六〇年代以後のはやり歌について
- 普通の市民と市民運動
- くらしぶりについて
- 旅行案内について
- あとがき
- *
- 身上相談
- 身上相談について
- 男女交際
- 大正期の文化
- 一 大正文化のイメージ
- 二 市民主義思想の形成——『白樺』を中心として ——
- 三 新人の理想像 ——『青鞜』を中心として ——
- 四 大衆小説と世界意識 ——『大菩薩峠』と『地上』 ——
- 五 自治の国
- 『中央公論』の歴史
- 占領者のわくぐみと被占領者のわくぐみ
- 日本映画に出てくる外人
- 著者自身による解説
- 解題
第06巻, 限界芸術論
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:限界芸術論, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-06-15, |
ISBN:978-4-480-74706-8, | 大きさ:19cm 488p, |
備考: |
目次
- 芸術の発展
- 一 限界芸術の理念
- 二 限界芸術の研究
- 三 限界芸術の批評
- 四 限界芸術の創作
- *
- 大衆芸術論
- 勅語・カルタ・じゃんけん
- 漫才の思想
- らくがきと綴り方
- 生花の位置
- ラジオ文化
- 私の愛読した広告
- 言葉あそびについて
- マスメディア
- 『ガラクタ百科』によせて
- 本と装幀
- *
- 黒岩涙香
- 大きなうずの中で
- 生いたち
- 六人のチーム
- 万朝報の発足
- 独走する黒岩ジャーナリズム
- エネルギイズム
- 趣味への注目
- 小野小町論
- 大正デモクラシー
- 綜合文化の概念
- 新聞小説論 —— 高木建夫『新聞小説史稿』を読んで ——
- 円朝における身ぶりと象徴
- 『鞍馬天狗』の進化
- まげもの のぞき眼鏡
- はじめの言葉
- 脇役
- 人間の格づけ
- 浪人の行方
- 時代物作家
- 冗談音楽の流れ
- 一つの日本映画論——「振袖狂女」について——
- 現代の歌い手
- 国民文化論
- *
- 太夫才蔵伝—— 漫才をつらぬくもの——
- 第一章 漫才との出会い
- 第二章 万歳の源流
- 第三章 都会の夢
- 第四章 役割分担
- 第五章 放送史の流れのなかで
- 第六章 広告の歴史のなかで
- 第七章 興業の歴史のなかで
- 第八章 社会思想史の一ページ
- 第九章 エンタツ・アチャコの登場
- 第十章 家の内と外
- 第十一章 にせものの哲学
- 第十二章 過ぎたる望み
- 第十三章 万歳の要素
- 第十四章 パンチとジュディー
- 第十五章 万歳と日本の伝統
- あとがき
- 著者自身による解説
- 解題
第07巻, 漫画の読者として
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:漫画の読者として, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-07-15, |
ISBN:978-4-480-74707-5, | 大きさ:19cm 440p, |
備考: |
目次
- 漫画の読者として
- *
- 物語漫画の歴史
- アメリカの漫画と生活
- 鳥羽僧正と『鳥獣戯画』
- 漫画的精神について
- 忍術漫画論
- 『ガロ』の世界
- マンガはハングリー・アートか
- 漫画の面白い社会
- 魂の躍動を探す楽しみ
- 漫画という言語
- 風刺はひかれものの小唄か
- *
- 漫画の戦後思想
- 1 はじめに
- 2 サザエさん ——長谷川町子——
- 3 都市 ——手塚治虫——
- 4 忍者 ——白土三平——
- 5 悪魔くん ——水木しげる——
- 6 海 ——つげ義春——
- あとがき
- 参考文献
- *
- 無意味にめざめよ ——加藤芳郎——
- バーレスクについて ——富永一朗——
- エゴイズムによる連帯 ——滝田ゆう——
- 体験と非体験を越えて——戦争漫画——
- *
- 昭和マンガのヒーローたち
- 『あしたのジョー』(高森朝雄/ちばてつや)
- 『トイレット博士』(とりいかずよし)
- 『谷岡やすじのギャグトピア』(谷岡やすじ)
- 『ダメおやじ』『減点パパ』(古谷三敏)
- 『男おいどん』(松本零士)
- 『キャプテン』(ちばあきお)
- 『おれは鉄兵』(ちばてつや)
- 『がきデカ』(山上たつひこ)
- 『三つ目がとおる』(手塚治虫)
- 『嗚呼!! 花の応援団』(どおくまんプロ)
- 『ポケットの中の季節』(樹村みのり)
- 『ファンタジー・ゾーン』(ますむらひろし)
- 『風と木の詩』『地球《テラ》へ…』(竹宮恵子)
- 『東大一直線』(小林よしのり)
- 『博多っ子純情』(長谷川法世)
- 『まんだら屋の良太』(畑中純)
- 『Dr.《ドクター》スランプ』(鳥山明)
- 『風の谷のナウシカ』(宮崎駿)
- 『ほのぼの』『まんだら屋の良太』『のはらうた』(いがらしみきお/畑中純/工藤直子)
- 『ちびまる子ちゃん』『おぼっちゃまくん』(さくらももこ/小林よしのり)
- 『少年アシベ』(森下裕美)
- *
- 長新太の作品(対談・河合隼雄)
- 著者自身による解説
- 解題
第08巻, 私の地平線の上に
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:私の地平線の上に, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-04-15, |
ISBN:978-4-480-74708-2, | 大きさ:19cm 572p, |
備考: |
目次
- 私の地平線の上に
- 最初の本『団子串助』再読
- 教科書と先生たち
- 三面記事の世界
- 号外の記憶
- 占領と戦史
- わが欠落(I)
- 先祖さがし
- めだかの学校
- ひきがえるの旗
- 二つの日付け
- わが欠落(II)
- ヴァニシング・ポイント
- *
- 講演 戦時から考える(聞き手・松本健一)
- *
- ひとが生まれる ——五人の日本人の肖像——
- はじめに
- 中浜万次郎 ——行動力にみちた海の男——
- 田中正造 ——農民の初心をつらぬいた抵抗——
- 横田英子 ——明治の代表的日本女性——
- 金子ふみ子 ——無籍者として生きる——
- 林 尹夫 ——死を見つめる——
- あとがき
- *
- ラナルドの漂流
- 心の山河
- *
- かるた
- 苔のある日記
- 戦争のくれた字引き
- 退行計画
- *
- 詩・訳詩
- らくだの葬式
- 人形の台詞
- くわいの歌
- KAKI NO KI
- YUKAI NA ASA
- 自由はゆっくりと来る
- らっきょうの歌
- かたつむり
- ある日
- 忍術はめずらしくなくなった
- 日録——核のもちこみ
- まちがいはどこへゆくか
- 寓話
- □
- 「神々の黄昏」から
- 輝け、亡びゆく共和国
- このいそがいしい怪物、人非人類をあわれんで
- 不思議な出会い
- 著者自身による解説
- 解題
第09巻, 方法としてのアナキズム
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:方法としてのアナキズム, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-08-10, |
ISBN:978-4-480-74709-9, | 大きさ:19cm 542p, |
備考: |
目次
- 方法としてのアナキズム
- *
- 石川三四郎
- オーウェルの政治思想
- 動揺するガンジー ——エリック・H・エリックソン『ガンジーの真理』——
- *
- サークルと学問
- なぜサークルを研究するか
- *
- 時論 I 敗戦から六〇年安保まで
- みごとな占領の終りに
- 知識人の戦争責任
- 自由主義者の試金石
- 戦争責任の問題
- *
- 時論 II 六〇年安保から七〇年安保まで
- 根もとからの民主主義
- いくつもの太鼓のあいだにもっと見事な調和を
- さまざまの無関心
- 金東希にとって日本とはどういう国か
- 二十四年目の「八月十五日」
- 脱走兵の肖像
- 特別弁護
- *
- 時論 III 七〇年安保から一九八〇年まで
- ポールののこしたもの
- リンチの思想
- 機動隊導入
- 忘れら去られた他民族
- この事実の重さ
- 国家と私
- 開高健の政治意識
- 戦後の次の時代が見失ったもの——粕谷一希氏に答える——
- *
- 時論 IV 一九八〇年から昭和の終りまで
- ダルマに眼は入るか
- はっきりしたのはいいことだ
- 遠い記憶としてではなく
- ヌーサ・ヘッズ会議の提起したもの
- 長大な視野を持つ——「市民の目 まちの声」五十人の投書を読んで——
- 昭和の終りに
- 政策と敬意と
- *
- 残された問題
- 明治天皇伝説
- ファンシップについて
- 今日にひきつがれている大逆事件
- 天皇への熱愛と憎悪の書
- 戦争裁判に批判をくわえるいとぐち
- 明石順三と灯台社
- 生活実感から社会をみる
- うえ死のこだま
- 小野二郎『紅茶を受け皿で』を読む
- 戦後民主主義が消えたあとに——『わが生活 わが思想』を読んで——
- 禿山に思う
- 人間と国
- 深層の政治——それととりくむことをさけることはできない——
- 寒中死刑大会
- *
- 講演 マンガの歴史から(聞き手・加藤典洋)
- 講演 日本のマンガの指すもの(聞き手・中沢新一 終講の言葉・桑原武夫)
- 著者自身による解説
- 解題
第10巻, 日常生活の思想
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:日常生活の思想, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1992-02-15, |
ISBN:978-4-480-74710-5, | 大きさ:19cm 614p, |
備考: |
目次
- わたしの子どもだったころ
- *
- 日本思想の可能性
- *
- 世代から世代へ
- 人間と家族
- 二人の主婦の詩の中から
- 具体的な説得力を ——女性の思想について——
- 好みの問題
- 子どもの眼
- センスとナンセンス
- 老いへの視野
- 老いの先輩
- *
- 家の神
- I
- 一 ある帰国
- 二 物としての家
- 三 無意識の部分
- 四折り目
- II
- 五 ひっこし
- 六 家の神にそむいて
- 七 家出
- III
- 八 欠損家庭
- 九 死場所
- 十 ささやかな理想
- 十一 おわりに
- *
- 家の会と二十五年
- *
- 恩人
- 独行の人 ——坂西志保さんのこと——
- 戦時からの呼び声
- コーヒー店から三五年
- ある同時代人の肖像
- 戦時の投書から ——小沢信男論——
- 忘れることの中にそれがある
- そのカトリック精神
- 加藤周一の流儀
- 梅棹忠夫頌
- *
- わたしのアンソロジー
- わたしの韻文批評
- さまざまな対 ——例解結婚学入門——
- *
- 白樺から遠く
- スタイルの思想
- 未来とのつきあいの作法
- 「怪奇小説」と三代の意図
- 下宿の小母さん
- 秘密結社の思いで
- ジンジャーブレッド・マンの話
- ことばを求めて
- 試験について
- わい談について
- 「カント? ウフフ」の立場
- 最後のもてなし
- 言語圏を求める
- 「自閉症」ということば
- 教科書について
- 卒業について
- ひとりの読者
- わからない言葉
- 一回かぎりのことば
- 「本の虫」の感想
- 難民を撮り続けたもう一人の難民 ——キャパの写真を見て——
- ある戦後
- 蝋燭は静に燃え
- 書誌学者についての書誌学
- 町の会話
- 礼法の先生
- 年のはじめ —— 一九五二年一月一日——
- 今すぐ最大の効果
- 読者として ——「新聞週間」に寄せて——
- 楽園追放異説
- グルメのさまざま
- 早く早くをはぐらかす工夫
- ふところの深い日本語へ
- 夏をむかえて
- 自分をしめだして
- 異文化に学ぶ
- もうひとつの東京
- 普通のくらし
- 私のウグイス
- 究極の同窓会
- 親子相談
- どこで人を見るか
- メキシコの同時通訳
- サーカスの思いで
- 彼の挫折が未来をてらす
- 風呂に入っている日本文学
- 安部譲二の「人生問答」
- 中華料理の話
- 主に読者として
- 生方敏郎と雑誌『古人今人』
- 片言隻語
- 自分用の本
- 『ちちははの記』
- *
- 講演 図書館と私 ——反対図書館のイメージ——
- *
- 日本の古典
- アメリカ人の句会
- 生きている歴史
- 風呂は娯楽の王
- 今日の思想
- *
- 私の母
- 晩年の父
- こどもについて
- *
- 自殺について ——布施豊正『死の横顔』——
- かたみについて
- 一 伝統にとじこめられたかたみ
- 二 技術革新時代のかたみ
- 三 戦前・戦中・戦後のかたみ
- 四 かたみのゆくえ
- 著者自身による解説
- 解題
第11巻, 外からのまなざし
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:外からのまなざし, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1991-09-15, |
ISBN:978-4-480-74711-2, | 大きさ:19cm 535p, |
備考: |
目次
- グアダルーペの聖母 ——メキシコ・ノート——
- 亡国の民の伝統
- 国の中のもうひとつの国
- かけひきのない市場
- 殉教の壁画のある町
- ヴィヤとリード
- グアダルーペの聖母
- 佐野碩のこと
- 死の見える社会
- メキシコ史年表
- あとがき
- *
- エル・コレヒオでの一年を終えて
- *
- 朝鮮人の登場する小説
- 一 小説にあらわれた民族
- 二 朝鮮の肖像
- 批判に答えて
- 暗黙の前提一束
- 民際性を与える日本語文学
- 日本人の世界の見方をかえるいとぐち
- 日本にめざめる一つの機会
- 韓国から日本へ
- 分断
- 著述のもとのかたち ——金芝河のたたかい——
- *
- モラエス
- 日本思想の言語 ——小泉八雲論——
- *
- 絵葉書の余白に ——文化のすきまを旅する——
- I
- 北の果ての共和国 ——アイスランド——
- 市民の記憶術 ——ポーランド——
- 文化の胞子/リラ修道院 ——ブルガリア——
- 市会堂の大時計 ——チェコスロヴァキア——
- スノウドンの山の物語 ——ウェイルズ——
- ストーンヘンジの時間 ——イングランド——
- キラーニーの湖 ——アイスランド——
- 小国群像 ——アンドラ、サン・マリノ、ヴァティカン——
- 白夜のラップランド ——スウェーデン——
- 二つの国を見わたして ——カナダの居留地——
- 四五年ぶりに ——オーストラリア——
- 見えない風景 ——ギリシアとトルコ——
- ガンジス河のほとり ——インド——
- II
- マサチューセッツ州 コンコード
- 牢獄から見たアメリカ合衆国
- 交換船の地球半周 ——アフリカ——
- 手帖の中のドイツとジャワ
- III
- 黒鳥陣屋のあと
- あとがき
- 著者自身による解説
- 解題
第12巻, 読書回想
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:読書回想, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:1992-03-20, |
ISBN:978-4-480-74712-9, | 大きさ:19cm 612p, |
備考: |
目次
- 本と人と
- I
- ヤングさんのこと
- 山中一等水兵
- 対話の相手としてのタゴール
- 字のこと
- 老眼で思いだしたこと
- 伝記について
- 山本覚馬のこと
- 山鹿泰治のこと
- 田木繁について
- うしろめたさ、あやうさ
- 中野重治の重層的話法
- 喜劇的定義と悲劇的定義
- いねむりまでふくめて
- 幻獣製作術
- マッチ箱二つ
- ある老い方
- 民衆娯楽から国民娯楽へ ——『権田保之助著作集』——
- 漫画は国境を越える
- II
- 矢内原伊作編『続・辻まことの世界』
- 丸山真男著『戦中と戦後の間』
- 渋谷黎子著『この風の音を聞かないか』
- 柳父章著『翻訳とはなにか』
- 中村智子著『「風流夢譚」事件以後』
- 福田定良著『仕事の哲学』
- 河内紀著『ベニヤの学校』
- 竹国友康著『リトルトウキョウ物語』
- 日本写真家協会編『日本現代写真史』
- 金芝河著『苦行』
- 宮本正男編『長谷川テル作品集』
- III
- 四十年たって耳にとどく
- あとがき
- *
- わたしの読書日記
- *
- 大衆小説に関する思い出
- 心に残る一冊の古典(『風土記』)
- ひと口で言うと(宮沢賢治の作品)
- おとなをねぶみするひま(マーク・トウェーン『トム・ソーヤーの冒険』)
- 宣長の思い出(『本居宣長全集』)
- 五十数年前の本と再会(夢野久作『犬神博士』)
- 絵本のことを
- *
- 好みについて ——耕治人を読む——
- そうかもしれないという留保(『耕治人全集』)
- 現代日本に対する一つの寓話(星新一『人民は弱し 官吏は強し』)
- 『黄河海に入りて流る』雑感(武田泰淳の作品)
- 理論をつちかうもの(竹内好『転形期——戦後日記抄——』)
- 武谷三男の戦後の仕事(『物理学は世界をどう変えたか』)
- 交流のもたらしたもの(中村元・三枝充悳『バウッダ』)
- 生者・死者兼帯の複眼(岡田誠三『定年後』)
- 扇よりも盆のような境地を(岡部伊都子『美を求める心』)
- 加太さんの紙芝居学(加太こうじ『紙芝居昭和史』)
- 散歩の名人、その軽い足どり(『植草甚一日記』)
- 井上ひさしの文章作法(『自家製 文章読本』)
- 即興の音楽をかなでる人(森毅『ひとりで渡ればあぶなくない』)
- 動物の群棲という視点から(上野瞭『ひげよ、さらば』)
- らくらく流れる自然の音楽(今江祥智『山のむこうは青い海だった』)
- 少年になった父(乙骨淑子『ぴいちゃあしゃん』)
- 体験をきりひらこうとする努力(柴田道子『谷間の底から』)
- 『ヴァイキング』の源流 ——『三人』のこと——
- *
- 読書日録
- *
- 兵隊 ——戦争の傷痕——
- 永遠の時間(アランカ・シーガル『やぎのあたまに』)
- 『荒野に追われた人々』の著者に
- 米国の伝統におけるシニシズムの欠如(ウォード、シュルマン共編『聯合国による日本占領一九四五 — 一九五二』
- 収容所から社会主義国家を見る(高杉一朗『新版 極光のかげに』)
- 森川哲郎の動機(『東条英機暗殺計画』)
- 戦後民主主義の批判の書(中村きい子『女と刀』)
- 息のながさ(金時鐘『猪飼野詩集』)
- なくなった雑誌
- *
- 再読
- 『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー
- 『恋愛論』スタンダール
- 『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェン
- 『人はどれほどの土地がいるか』トルストイ
- 『デイヴィッド・コパフィールド』チャールズ・ディケンズ
- 『ある革命家の手記』クロポトキン
- 『荘子』荘周
- 『史記』司馬遷
- 『いろはかるた』島崎藤村
- 『漱石全集』別巻 夏目漱石
- 『ウィルフレッド・オウエン詩集』
- 再読について
- 読書年譜
- 著者自身による解説
- 解題
- 人名索引
- 事項索引
- 収録作品索引
- 索引凡例
続 第01巻, 新しい開国
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:新しい開国, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:2000-11-25, |
ISBN:978-4-480-74721-1, | 大きさ:19cm 822p, |
備考: |
目次
- 新しい開国
- 序章 再建への道
- 第一部 生きている戦争
- 第一章 千六十八人が死刑に
- 第二章 大東亜共栄圏はどこにいったか
- 第三章 軍隊とよばれない軍隊
- 第四章 地下にもぐった人びと
- 第五章 日本のなかの異物
- 第二部 日本がたちなおった
- 第一章 日本への回帰
- 第二章 かわりゆく男女関係
- 第三章 ブーム・ブーム
- 第三部 世界への流入
- 第一章 こともたちの戦後史から
- 第二章 大人たちの戦後史から
- 解説
- *
- 廃墟の中から
- 序章 無風地帯の記録
- 第一部 未来像の創造
- 第一章 マッカーサーが来た
- 第二章 死をとおして国家の復活を
- 第三章 人民管理
- 第四章 日本の予言者たち
- 第五章 よみがえる共同体
- 第六章 新しい憲法が生まれた
- 第二部 占領されるということ
- 第一章 占領軍の肖像
- 第二章 実力者のすげかえ
- 世界の流入
- 第一章 やみ市をとおって
- 第二章 引揚者のもってきた世界
- 解説
- 年表
- *
- 一九九五年の解説
- 吉永小百合の『第二楽章』
- 一九〇五年以後
- 日本の政治にノーマンをつくる読み手はいるのか
- カメラをひいて
- 著者自身による解説
- 解題
続 第02巻, 御一新の嵐
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:御一新の嵐, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:2001-01-25, |
ISBN:978-4-480-74722-8, | 大きさ:19cm 458p, |
備考: |
目次
- 御一新の嵐
- 序章 東西南北
- 第一部 新しい力
- 第一章 黒船以後
- 第二章 戊辰戦争
- 第二部 明治維新
- 第一章 四民平等
- 第二章 文明開化
- 第三部 とりのこされた人びと
- 第一章 反乱
- 終章 昔も今も
- 解説
- 年表
- *
- 石井研堂と江戸漂流記(対談・山下恒夫)
- 講演 万次郎・英語・国際交流
- 言葉はひろがる
- わたしが外人だったころ
- 英語の手本
- 「革命」のとらえ方(鼎談・五十嵐武士、福井憲彦)
- 著者自身による解説
- 解題
続 第03巻, 高野長英・夢野久作
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:高野長英・夢野久作, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:2001-02-25, |
ISBN:978-4-480-74723-5, | 大きさ:19cm 506p, |
備考: |
目次
- 高野長英
- 一 水沢の人
- 二 留守家臣団
- 三 蘭学社中
- 四 西方の人
- 五 無人島
- 六 脱獄
- 七 同行の士
- 八 無籍者の死
- 九 よみがえる長英
- 高野長英主要著作
- 年譜
- あとがき
- *
- 鞍馬天狗」おぼえがき
- *
- 夢野久作—迷宮の住人
- I はじめに
- 第一部 夢野久作の世界
- II 架空のおいたち
- III 国境にえがく夢
- IV 生のめまい
- 第二部 杉山泰道の生涯
- V 父・杉山茂丸
- VI 杉山泰道のおいたち
- VII 放浪と帰宅
- VIII 夢野久作の誕生
- 第三部 作品の活動
- IX 意味の増殖と磨滅
- あとがき
- 年譜
- *
- 漫画から受けとる
- 自分を探す本(吉野源三郎から『寄生獣』まで)
- 自分の内部に辺境があるという前提が方法に(『辺境・近境』)
- 著者自身による解説
- 解題
続 第04巻, 柳宗悦・竹内好
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:柳宗悦・竹内好, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:2001-03-25, |
ISBN:978-4-480-74724-2, | 大きさ:19cm 487p, |
備考: |
目次
- 柳宗悦
- 第一章 伝統と接点
- 第二章 個のめざめ
- 第三章 友人の眼・家族の眼
- 第四章 健康という規準
- 第五章 日常の神秘
- 第六章 白樺派の文体
- 第七章 朝鮮にひかれる心
- 第八章 蒐集とは何か
- 第九章 雑誌『工芸』
- 第十章 神と仏
- 年譜
- あとがき
- *
- 学問の位置
- 重心の移動
- 失われた転機
- 時代への視線
- 民芸の中の民芸と民芸の外の民芸
- *
- 竹内好——ある方法の伝記——
- 一 道徳の根拠はどこに
- 二 長野県臼田町—東京
- 三 善にはむくいなし
- 四 となりの国では
- 五 北京で
- 六 留学
- 七 中華民国万歳と大日本帝国万歳
- 八 中国文学研究会
- 九 「大東亜戦争と吾等の決意」
- 十 魯迅の墓
- 十一 兵士の足どり
- 十二 回教圏研究所
- 十三 太宰治への打ちこみ
- 十四 戦後という状況
- 十五 抵抗のうけつがれる場所
- 十六 大東亜戦争記念の碑
- 十七 思想の姿
- あとがき
- あとがきへの書きたし
- 略年譜
- *
- エゴのある場所(対談・新島淳良)
- *
- 雑談の徳——久野 収
- 負けることの意味を考えた哲学者——久野収
- 未来につらなる二つの道——丸山真男
- 自分がどこから来たか知っている人——中村きい子
- *
- ひとり立つもの——金子ふみ子
- 何を支えにするか——木下尚江
- 日記の荷風
- 架空の共同体
- *
- 王者の風格——金達寿
- 地域の世界主義——堀田善衛
- 哲学者としての埴谷雄高
- くずれたところのない人——加田こうじ
- *
- 世紀のオペラ開幕
- エピグラフとエピローグ
- 著者自身による解説
- 解題
続 第05巻, アメノウズメ伝
ブックデータ | |
---|---|
タイトル:アメノウズメ伝, | |
著者:鶴見俊輔, | つるみしゅんすけ, |
出版社:筑摩書房, | 刊行年:2001-06, |
ISBN:978-4-480-74725-9, | 大きさ:19cm 323p+93p(索引), |
備考: |
目次
- アメノウズメ伝——神話からのびてくる道
- 風穴をあける力
- 見たての系譜
- 暗夜のひかり
- 笑いと政治
- メタファーとしての裸体
- バーレスクとストリップティーズ
- 暴力をやわらげる諸形式
- 日本がハダカになった日
- 半身の塗りわけ
- 家庭に入ったアメノウズメ
- 日本・外国
- 過去・現在
- あとがき
- *
- まなざしの中に哲学がある
- 三つの悪
- 手づくりの定義へのすすめ
- 日本にこだわらない日本人
- 主人公は誰か
- どこにでもいるかもしれない
- 一枚のカード
- 生命観の諸相
- 戦争のかなしみ
- 毒人参をのんだソクラテス
- 心にのこる声
- *
- 日本人になる前
- 記憶
- 書かないこと、話さないこと
- 半身のぬりわけ
- 故郷
- 気配の感覚のそだつ場所
- 戦争と不可分の戦後
- 背教について
- 転向について
- 方法
- *
- 倫理への道
- その他の関係
- 出藍のほまれ——高橋幸子「まま父物語」
- *
- 講演 アンソロジカル・カルチュア
- *
- 講演 第二芸術論以後
- *
- 多田道太郎「新選俳句歳時記」にふれて
- *
- 随筆の魅力・魅力の随筆(対談・ドナルド・キーン)
- *
- イシが伝えてくれたこと
- *
- この時
- 著者自身による解説
- 解題
- 索引